細胞って?栄養素って?~身体の作られ方~
こんばんは。冬至から一か月経つだけで、大分日が長くなってきましたね~。
3歳男児との極寒公園ツアーは、過酷だけれどいい運動になります。。。
さて、日々作り替えられている私たちの身体は何でできているでしょう?皮膚や臓器、髪・・・様々な形をしています。これらは細胞でできています。
では、細胞は何でできているでしょう?水、タンパク質、脂質、炭水化物、無機物など、いわゆる栄養素でできています。栄養素をもっと細かくすると、炭素とか水素とか酸素とか・・・化学の世界になります。ちなみに大学の管理栄養士課程では、有機化学や生化学の講義や実験がたくさんあります。理系です。
話を戻して、では、栄養素はどこからくるでしょう?私たち人間は光合成ができませんから、食べるしかありませんね。そういうことで、身体は「食べたもので作られる」なのです。身体が場所によってさまざまな形をしているのは、その細胞を構成する例えばタンパク質や脂質の種類の違いであったり割合の違いであったりするわけです。
昨日の私と今日の私は違う私です~身体の作られ方~
私たちの身体は日々作り替えられています。口から入った食べ物は、胃や小腸で小さな栄養素となって、身体に吸収されます。吸収された栄養素は、身体のさまざまな場所にいき、それぞれの働きをしたり、新しく身体を作ったりします。
つまり、今日食べたものが、明日の私たちの身体を作ります。
筋肉のタンパク質は、約半年で半分が入れ替わります。細胞の種類によっては、もっと早いです。成長途中の子どもでは、「作る動き>壊す動き」なので、どんどん大きくなりますが、成長が終わった大人では「作る動き<壊す動き」になります。代表的な例として、骨がもろくなる骨粗しょう症が挙げられます。
5年前の写真を見て、その老けっぷりに愕然とした私ですが、身体が5回も入れ替わり、しかも壊す動きの方が強いと思えばしょうがない・・・いや、でももう少し抗いたい。少しでも<を=に維持できるよう、何を食べるかは大切なのだなと再認識いたしました。