食べることは生きること~楽しく食べよう!~

管理栄養士・博士(医学)・保育士資格を持つワーママのブログ

昨日の私と今日の私は違う私です~身体の作られ方~

私たちの身体は日々作り替えられています。口から入った食べ物は、胃や小腸で小さな栄養素となって、身体に吸収されます。吸収された栄養素は、身体のさまざまな場所にいき、それぞれの働きをしたり、新しく身体を作ったりします。

つまり、今日食べたものが、明日の私たちの身体を作ります

筋肉のタンパク質は、約半年で半分が入れ替わります。細胞の種類によっては、もっと早いです。成長途中の子どもでは、「作る動き>壊す動き」なので、どんどん大きくなりますが、成長が終わった大人では「作る動き<壊す動き」になります。代表的な例として、骨がもろくなる骨粗しょう症が挙げられます。

5年前の写真を見て、その老けっぷりに愕然とした私ですが、身体が5回も入れ替わり、しかも壊す動きの方が強いと思えばしょうがない・・・いや、でももう少し抗いたい。少しでも<を=に維持できるよう、何を食べるかは大切なのだなと再認識いたしました。